「いっちに算数」の使い方

~算数が苦手な お子さんに~
~学校を休みがちな お子さんに~

「いちに算数は」、保護者の方や学習ボランティアの方が取り組める「算数の教え方」を紹介しています。わかりやすく教えるために次の工夫をしています。

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小学校の全学年・全単元の算数の教え方を掲載(全90単元)します。(現在作成中)

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新しい勉強(単元のこと)では、どんなことを教えるのかを最初に示しています。そのことをもとに、具体的な教え方を簡潔に4つから5つに整理してのせています。そこで全部教える必要はなく、お子さんがわからないところを重点的に教えられるようにしています。

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算数は、前に習った勉強を使いながら、新しい算数のきまりを知るという教え方になっています。算数が苦手なお子さんに、前の学年の勉強にふりかえってもらえるように、前の学年の勉強のリンクをつけています。

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算数の勉強には、多くのお子さんが特に間違えやすい所があります。そこで、間違えやすい所を事前に知っておくと、教えやすくなります。

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算数を教える時には、特に大切なポイントがあります。そこで、事前に大切なポイントを知っておくと教えやすくなります。

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動画アニメやシュミレーションで説明したほうがわかりやすいところは、動画アニメを使って、お子さんに見せなが教えることができるようにしています。

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理解に時間がかかるところには、教える内容にあわせて、説明の仕方や図の表し方などの参考にしていただくようにしています。

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教科書には、覚えておかなければならない「算数のことば」には、「太字やかこみ」で書かれています。「算数のことば」にお子さんが慣れるように、覚える練習を聞いてあげたほうが理解がすすむところを紹介しています。

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「いちに算数」には、ほとんど練習問題をのせていません。それは、教科書に多くの練習問題があり、学校でもドリルを使っています。これらの問題を着実に行うことが基礎力を身につける方法と考えています。そこで、お子さんに教えた後に、教科書の練習問題や学校のドリルでのくりかえしのおさらいを勧めたい思います。 

小学校の先生方へ(補足)

 「いちに算数」は、文科省の小学校学習指導要領解説算数編に示す学習内容をベース(基本)として作成しています。ただ、保護者の方や学習ボランティアの方など、学校の先生以外の方向けに作成していますので、算数の専門用語などは、できるだけ使わないようにしています。また、学習指導要領では、「生きる力」の育成に向けて、「思考力・判断力・表現力」の育成を基盤に、「子どもの主体的な学び」を大切にしています。
 学校でもその方針に沿って従って指導されておられることと思いますが、「いちに算数」は、家庭や学校以外の公的機関などの限られた時間で、保護者の方や学習ボランティアの方々が学習支援を行うことを想定していますので、「主体的な学び」というより、「教える」という視点で作成しています。そこが学校で指導するここと、保護者の方や学習ボランティアの方々が、補足的に学習支援を行うこととの違いとして作成しています。
 同時に紙面の関係上、つまづきが多い所や単元の指導の中で特に大切な要点を絞って掲載しています。
 小学校の先生が全学年を教えるのには、6年間かかります。そこで、算数の領域(「数と計算」・「量と測定」・「図形」・「数量関係」)の中で、各学年の単元によって「子どもがつまずきやすい所」を知りたい先生方もおられると思いますので、特に若い先生方や経験の浅い先生方には、ひとつの参考にしていただければ幸いです。




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