文章問題につまづくお子さんは、問題文を読んでも、「たし算で答えを求めるのか、ひき算で求めるのか」が、わからないことが原因です。
そこで□を使って、問題文の数量関係を図に表すことを教えると、「たし算で求めるのか、ひき算で求めるのか」が見えてきます。
たとえば、下の図のように赤いチューリップとピンクのチューリップがあるとき

2zuwotsukau001


問題文によって□の位置が変わります。

【1】赤いチューリップ7本、ピンクのチューリップ6本あります。
全部でチューリップは 何本ですか。

このとき、図(テープ図)は、次のようになります。
2zuwotsukau2-1

だから 式は 7+6=  と たし算になることが わかりやすくなります。

【2】赤とピンクのチューリップが13本あります。
赤いチュ-リップが7本あります。ピンクのチューリップは何本ですか。

このとき、図(テープ図)は、次のようになります。
2zuwotsukau2-2
ピンクの数が□なので
7+□=13 という式ができます。
それで□をもとめるためには 13-7 というひき算になることがわかります。

【3】赤とピンクのチューリップが13本あります。
ピンクのチュ-リップが6本あります。赤のチューリップは何本ですか。

このとき、図(テープ図)は、次のようになります。
2zuwotsukau2-3
赤の数が□なので
□+6=13 という式ができます。
それで□を求めるためには、 13-6 というひき算になることがわかります。

このように文章問題が苦手なお子さんには、わからない数(答えになる数)を□で表してテープ図を書かせると 答えの求め方がわかりやすくなります。

くわしい教え方はホームページ「いっちに算数」でもアニメを使ってわかりやすく解説していますので、ぜひご覧下さい。


この勉強は3年生の「□を使った式」でも くわしく学習します。

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