小学校の算数学習には、「図を書いて考える問題」が数多く出てきます。
とくに文章問題では、図や表を書くことによって、考え方が整理され、正解が導きやすくなることがよくあります。

6年間の算数学習で、特に図を書いて考える問題例をピックアップしてみました。
今回は1年から3年までの教科書から抽出しました。

くわしい教え方は、それぞれのリンク先のサイト「いっちに算数」でご覧下さい。

1年「図を書いて考えよう-どちらが多い」
問題文の個数を○を書いて表し、2つの数量関係を視覚的に理解させる方法です。
手元にブロックがないときに 紙に○を書くことによって、ブロックと同じことができます。

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1年 ものと人の数
ものと人がどんなふうに対応しているかを○や●を書いて、考える問題です。
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2年 ふえたりへったり-かくれた数
ここでテープ図を習います。
○を書くのでは数が多すぎて大変なとき、テープ図で数量関係を表します。
かくれた数を求めるには、たし算なのかひき算なのか、理解しやすくなります。
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2年 かんたんな分数(半分や半分の半分)
二分の一や四分の一の意味をテープ図で理解させます。
元の大きさがちがっていても半分や半分の半分という割合の意味をとらえさせます。

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3年 時間
24時間の間の、○時から△時までの時間を求める時、線分図を書かせると理解しやすくなります。

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3年 道のり
文章を読んだだけでは位置関係がわかりにくい道のりの計算も図を書くことで、どんな計算をすればよいのか、明確になります。

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3年 図を書いて考えよう「重なりに目をつけて」
2つの長さが重なっていると和はどうやって求めるかという問題です。
重なっている部分をひくということに気づかせます。
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3年 図を書いて考えよう「□を使った式」
1年では○を書き、2年ではテープ図を書いて考えた問題を線分図と□を使って考えます。
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3年 植木算(間の数に目をつけて)
まちがえやすい間の数は、簡単な図を書いてみるとよくわかります。
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※4年~6年の「図を書いて考えよう」は、次の記事に続きます。


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