「いっちに算数」のブログ

算数の教え方をGIFアニメでわかりやすく解説

役に立つ記事

オンライン学習とネット環境の現状について

政府のホームページ「通信利用動向調査 / 令和2年通信利用動向調査 / 世帯全体編」によれば、「インターネットを契約していない世帯」の割合は以下のようになっています。

注目すべき部分に色をつけてみました。

全体データから抽出した部分データ↓
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net004
これを見ると都道府県単位でずいぶんばらつきがあることがわかります。

一番普及していない沖縄では、全世帯の12.1%がネット回線を契約していません。

それに対して、東京よりも富山県ではネット回線非契約世帯は2.1%とかなり通信環境が進んでいます。

また、世帯の収入では、年間200万未満の世帯で12%もの世帯が回線非契約です。
年間収入200万から400万未満の世帯でも8.9%の世帯が回線非契約です。

このことから、小学生を持つ若い世代の親は、現在の雇用状況から、低所得者層がかなりの割合でいると思われますから、つまり小学生の10人に1人ぐらいはインターネットを自由に見られる環境にないことが容易に推測されます。

ネット契約をしていなくても、ほぼ100%近くの若い親はスマホを所有しているので、インターネットを見ることは可能です。しかし、電話回線だけでは、よほど月々の契約を高くしておかないと動画などデータ数のやりとりが多いページは見ることを避ける傾向にあります。

統計からわかるように、小学生の子どもがいる低所得の若い親たちにとって、政府がいくら「オンライン学習を活用して」と言っても、経済的に無理な状況にあるのです。

そうした状況にありながらも、我が子の学習を手伝いたいという思いを持っている親が多いことを、私は市の生活支援事業に携わる中で知りました。

そのために作成を始めたのが、「スマホだけでアニメ画像を見ながら、親が算数を教えられるサイト」です。

私は、経験上、算数教育に関する知識は豊富ですが(過去に算数教育に関する論文もいくつも書いています)、イラストをアニメにするスキルは不足していたので「動くイラストフリー素材」さんのご協力を得て、「いっちに算数」サイトを作成しました。

2018年から作成しはじめ、2019年には、1年から6年までの算数単元ほぼすべての教え方ページを作成し終わりました。
その後、学習指導改訂にともない、少しずつ改訂し今に至っています。

2021年9月には、目次ページをそれまでの啓林館版から東京書籍版に全面改変しました。


おかげさまでアクセス数も順調に伸び、年間100万を超えるPV数になりました。

※2021/10/4までの1年間のユーザーアクセス数↓

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年間合計データ

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ちなみに昨日1日のページビュー数は3453回でした。だいたい1日平均3000PV以上あります。

今後もページの内容をさらに充実させて、皆様の役に立つサイトになるよう努力したいと思います。



ご意見ご質問はこのブログのどの記事でもお受けします。

個人が作っているサイトなので、誤字や脱字、問題や解答の間違いなどありましたら、ご指摘いただけると幸いです。



学習支援サイト「いっちに算数」について

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無料で広告なし、動画サイト不使用の安全安心なサイトです。

どなたでも登録不要で全ページを閲覧できます。

WiFiのない環境でも電話回線のデータ使用を抑えながらアニメが見られます。

算数につまづきを感じているお子さんの算数学習支援にお役立ていただけたら幸いです。

ラインなどでお知り合いの方にご紹介いただければ幸いです。




就学前のお子さんに「すうじのかきかた」アニメをどうぞ

新型コロナの影響で全国で休校措置が続き
新1年生の入学式もいつになるかわからない状況ですが、
学校再開後に例年より学習の進み具合が早くなることも考えられます。
そこであらかじめ1年生で最初に習う「かずとすうじ」を少し練習しておくと、スムーズに算数の勉強に入れるかと思います。

無料の学習支援サイト「いっちに算数」では1年生むけに
「すうじのかきかた」アニメを紹介しています。
アニメはGIFアニメーションという画像形式ですので、youtubeなどの動画サイトにはつながりません。
お子さんといっしょにアニメを見て、数字の読み方、書き方に慣れさせておくといいですよ。

1suuji-kakikata-ani


詳しい説明ページ「かずとすうじ」はこちらです↓
https://12sansuu.jp/1nen/1kazutosuuji.html
お子さんといっしょにスマホでご覧下さい(パソコン・タブレットでも見られます)


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エビングハウスの忘却曲線(効果的なおさらい)

11月は、いろいろな行事があり、子どもたちの体験活動が充実している時だと思います。
今日は、エビングハウスの忘却曲線を紹介します。

エビングハウスは、無意味な音節を記憶したら、時間がたつと共に、人がどれだけ忘れるかを調べました。
そのことと「効果的なおさらい」について述べています。
以下、続きは私のホームページ「いっちに算数」でお読み下さい。

エビングハウスの忘却曲線
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「レディネス」の考え方をふまえて

「レディネス」の考え方をふまえて

ホームページにこんな記事を掲載しています。↓

~つめ込みの指導にならないために~ 
低学年は、特に、「レディネス」という考え方を大切にして、子どもを支援したいと思います。
ずいぶん昔の算数は、かけ算の九九は、3年で定着するものでしたが、今は、2年生で確実にとされています。
それは、教え方としては、昔は、九九の暗唱を中心とした画一的なものでしたが、今は、算数的活動などを取り入れて、主体的に取り組むことを大切にしているからです。

子どもの実態からみると、今も昔もすぐにすらすら言えるようになるお子さんと高学年になっても、すらすら言うのが難しいお子さんもいます。
 
では大人になったらどうでしょうか。多くの方は、九九の暗唱を、毎日、猛練習していなくても自然と使えるようになっています。
こうしたことに、「レディネス」という教育心理学の言葉があります。
「レディネス」という言葉の意味は、ものごとを習い、習得していくためには、それを理解したり、自分のものにするための一定の知識や経験、興味、そして心と体の習熟の段階が必要という考え方です。
 
そこで、「レディネスが、備わっていない状態での訓練や学習」は、効率が悪く、時にマイナス効果すら生んでしまうと考えられています。
 特に、1年生・2年生などの低学年では、すぐに理解して学習内容を自分のものしてしまうお子さんと、じっくりと時間をかけて理解を深めていくお子さんがいます。

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このつづきはホームページでどうぞ
「レディネス」の考え方をふまえて


「いっちに算数」は大型テレビの活用でも教えやすいです

「いっちに算数」は、大型テレビの活用でも教えやすいです

いつもご閲覧ありがとうございます。
お子さんに「いっち算数」のホームページで、算数を教えられる時に、
大型テレビを活用しても教えやすいです。
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スマホまたはパソコンにケーブルでテレビをつなげば、大画面で教えられます。

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上の写真は、大型テレビに映した様子です。
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上の写真のように、HDMIケーブルをテレビの接続部分に差し込みます。

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上の写真は、アンドロイド対応のスマホ、HDMIの接続ケーブルです。
ただ、スマホ用でテレビに接続できる機種とそうでない機種がありますので、
携帯ショップの専門店で聞かれたほうがよいと思います。

ちなみに、ネクサス5は接続できましたが、シャープのアンドロイドX1は、接続できませんでした。

パソコンとテレビの接続は、試していませんが、USBとHDMIの接続ケーブルで対応できることもあるとネットでは説明してあります。

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 「いっちに算数」では、算数アニメを活用していますので、文章問題が苦手なお子さんやかけ算などの筆算が十分でない時には、アニメをくりかえし見せて、ていねいに説明してあげると、少しずつ基礎力が身についていくと思います。
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 2学期もおわりに近づいていますが、学年で習った内容を着実におさらいできるといいと思います。
各学年の教え方はこちらです→「いっちに算数」ホームページ



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